網膜・硝子体の病気
網膜動脈閉塞症
病気の説明
眼科で非常にまれな緊急疾患のひとつです。生活習慣病(高血圧症、脂質異常症、糖尿病など)が原因で、網膜の動脈が詰まってしまいます。これは脳梗塞や心筋梗塞と同様に、網膜への血流が突然途絶え、酸素が行き渡らなくなる状態です。そのため、わずか数十分でほぼ失明に近い状態になることがあります。治療は発症から6時間以内に開始する必要があり、それを過ぎると視力が回復しないことがほとんどです。点滴や点眼薬、眼球マッサージなどを組み合わせて治療を行いますが、視力の改善が限定的な場合も多くあります。さらに、この病気の後には脳梗塞や心筋梗塞を発症して命に関わるリスクもあるため、内科で生活習慣病の管理をしっかり行うことが重要です。

