不快感
涙と目やにがずっと止まらない(小児)
生まれてすぐ、あるいは生後1か月頃から続く症状の場合は、先天性鼻涙管閉塞(生まれつき鼻涙管という涙の排水路が詰まっている状態)が考えられます。多くは1歳までに自然に治りますが、治らない場合は手術で改善します。一方、生まれつきでない場合、生後6か月まではこのような症状はあまり見られません。生後6か月以降であれば、ほとんどが感染症かアレルギーが原因と考えられます。感染症には他人にうつらない細菌感染と、うつるウイルス感染があります。アレルギーの原因はハウスダスト(家のほこり)、花粉(特にスギ花粉や雑草の花粉)、動物(イヌやネコ、ジャンガリアンハムスターなど)など多岐にわたり、診察だけで特定するのは難しいです。最近では、PM2.5と呼ばれる環境汚染物質の影響も明らかになっており、アレルギーの季節がずれたり長引く傾向があります。ウイルス以外の原因であれば、多くの場合、特定の点眼薬で短期間に治療が可能です。しかしウイルスの場合、点眼薬は効果がなく、およそ2週間の自然治癒を待つ必要があります。

