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  • 当院は完全予約制ではありませんので、直接ご来院ください
  • 土日祝日も通常診療
  • 受付:10:00-13:00 / 14:45-18:00
  • 水曜日は休診日です。
TEL:0438405700

PEDIATRIC

小児視力検査の重要性

小児眼科は、一般の眼科とは少し役割が異なります。
大人の場合は本人が困っていることを訴えることができ、その症状により病気の治療が主となりますが、子どもはまだ眼の機能が完全には発達していない状態での治療となります。
したがって、「正常な視機能の発達を促す」という重要な観点が加わります。子どもの視力は、「明るい、暗い」しかわからなかった赤ちゃんから、しっかりと「見る」ことにより発達していきます。ただ、その発達にはタイムリミットがあり、視力の発達は小学校低学年までといわれています。

それまでに子どもの眼の状態をしっかりチェックして、視力を発達させることがとても大切です。お子様の目の発達障害は外見からはわかりにくいため見過ごされやすく、なかなか気づきにくいものです。ほとんどの市町村で行われる三歳児、三歳児半検診はご家族がご家庭で視力検査をするというものなので、正確な検査が難しいのが現状です。
「空を飛ぶ飛行機も、道端のアリも見えているから大丈夫!」と思っていても、実は片目しか見えていなかったということも多々あります。当院では通常検査が困難である新生児・乳幼児の視力検査も可能です。あきてしまって一度で検査できなくても通院していただくうちにしっかりと検査ができるようになるお子様も多いので、
検診だけを過信せず、眼の発達具合を確認するためにも、一度しっかり検査を受けることをお勧めいたします。 当院では、眼科検査のプロフェッショナルである国家資格を持った「視能訓練士(ORT)」がおりますので、随時検査させて頂きます。

お子様のこのような様子にご注意ください

  • いつも頭を傾けてものを見ている
  • テレビを前の方で見るようになってきた
  • 片方の目(よく見える方の目)を隠すと嫌がる
  • 目を細めることが多くなった気がする
  • 目がなんとなく寄っている気がする
  • 絵本を読んだりすることに飽きっぽくなった
  • 昼間に屋外へ出るとまぶしそうに目を細める
  • 片目をつぶっている
  • まぶたが下がっている

当院では、新生児やまだ受け答えがはっきりしない乳幼児の視力検査も可能です。
お子様がものを見るときの行動に不安や心配がある際は、お気軽にご相談ください。

視能訓練士による視力検査

小児視力検査の重要性

「視能訓練士」とは、国家資格を持つ眼科検査のスペシャリストです。
主な業務としては、視力検査、精密眼圧検査はもちろん視野検査、斜視・弱視検査など多岐に渡る検査を致します。
視能訓練士が在籍していることで、困難とされている新生児・乳児の視力測定、子供の斜視・弱視や視野の詳しい検査等にも対応することが可能です。
それ以外の検査に関しても高い精度での検査が可能です。

子どもがかかりやすい目の病気

結膜炎
子供の目の病気で一番多く、人にうつるタイプのウィルスによる「はやり目」や細菌、アレルギーなど原因は様々です。
よくある病気なので軽く考えがちですが、ウィルス性結膜炎の場合、角膜の濁りなど後遺症を残すことがあるため、その後に視力障害を残すことがありますので必ず眼科で治療を受けるようにしましょう。
斜視・弱視
(しゃし・じゃくし)
「斜視」とはまっすぐ前を向いたとき、片方の眼の向きがずれている状態のことです。
小児期には、多くの子供は目が寄っているように見えます。これは「偽斜視」とよばれるものの場合が多いのですが、中には本当の内斜視も含まれています。
子供はじっとせず、目をキョロキョロさせているので発見が難しく見落としがちな疾患です。
斜視は放っておくと目の成長を妨げ、両目でものを見ることができなくなったり、弱視になることもあります。
もしお子さまの視点が合っていないと感じたら、なるべく早く専門医にご相談ください。
屈折異常
(近視・遠視・乱視)
お子さんの場合、目の中の筋肉の力が強く、がんばって調節して見ている場合が多くあります。
そのため、見えにくいという自覚症状の認識がなく見逃してしまいがちです。
生まれてからずっとその見え方なので、自分自身で見づらいと訴えることもできません。
子供の視力が伸びることができるのは小学校低学年頃までです。
それまでにしっかりと視力を測る必要があります。
特に片方が見えていると周りでも気づかないことが多いので検診に頼らず、眼科で検査することをおすすめします。
鼻涙管閉塞
(びるいかんへいそく)
涙が常にこぼれている状態です。
鼻と目をつなぐ「鼻涙管」が生まれつき細かったり閉じていたりすることにより起こります。
生後6か月から1歳までに8割がた自然に開通するのですが、閉じたままのお子さんもいらっしゃいます。
片眼のみの発症が多いので、お子さまの涙目やめやにが気になったら専門医にご相談ください。
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